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世界創造株式会社 2巻 感想

世界創造株式会社 2 (星海社FICTIONS)

「待って待って。ぼく、何か壮大に誤解していたかもしれない。普通のソーシャルゲームみたいに課金アイテム販売がそのまま利益に直結しないとしたら……そもそも、ぼくたちはどこで利益を出していくの?」

「呆れて物も言えないとはこのことですね。今さらそれを訊く隼の知能はどうなっているんですか?」

「たしかに、私や小春はゼロコインをメインで開発していたから、あんまり意識せずとも当然のことだった。でも隼はほとんどゼロコインにはタッチしていないから、実感を持てないのは仕方ないのかも。ちゃんと説明するね」

「私たちの一番の利益の大本は、WWZじゃないよ。あくまでWWZは、ユーザーをゼロコインに引き込むための有力な広告塔になるわけ。だからWWZではそんなに利益が残らなくても問題ないの。私たちの利益の一番の核心は、シニョレッジなんだよ」


「ごめん、シニョレッジって何……?」

「ゼロコインとWWZを連動させる仕様を涼香と打ち合わせしたときに俺も初めて聞いたんだけど、シニョレッジってのは要するに、通貨発行益のことだ」

「通貨発行益……わかるようなわからないような……」

「たとえばビットコインなら、マイニングと呼ばれる作業をすることで、マネーの総量が増加していくことは知ってるわよね?ならゼロコインは、どうやって総量が増加する?」

「プレイヤー数の増加によってゼロコインも増えていくと決めていたよね。そのゼロコインの裏付けには、発行されるR(レア)カードとSR(スーパーレア)カードがある」

「でもユーザが一人増えたからといって、その分のゼロコインを全部ユーザが持つわけじゃないでしょう?ゼロコインはどこにある?」

「……あ、ぼくたちの手元にある」

「そうなんだよ。ビットコインはマイニング作業をした人の懐にコインが入るけど、ゼロコインは私たちの手元にコインが増えていく仕組み。ユーザが増えるごとに私たちがバラまけるカードが増えていき、その裏側ではゼロコインの総量も増えていく」

「そうか!それが通貨発行益っていうものなんだ!通貨を発行すれば、その通貨は当然、発行した機関の手元にある。とすれば、その通貨を発行できる機関は丸儲けってことになるんだね」

「もちろん通貨に価値がないと意味がないけどな。新通貨ゼロコインの価値をどこまで高めていけるかは、俺たちの手腕に懸かっている」

「あれ……ちゃんと考えてみると、これが上手くいけば、成功してるソーシャルゲームなんかより、まさしく桁違いに、メチャクチャ稼げるんじゃない?」

「当たり前じゃないですか……。万人が価値を認める通貨を発行できるということは、無尽蔵の富を生み出す打ち出の小槌を手にしたようなものです。いいですか、私たちは単なるゲーム開発会社ではないのです。悪鬼悪辣な人類社会を討ち滅ぼすために、巨万の富を生み出そうとしているのですよ」

「私たちの手で、仮想社会に新しい世界を創ろうって話だったでしょ?世界の富をゼロコインの下に集め、既存の政府発行の通貨を崩壊させて、無理やり人類を次のステージに押し上げちゃおうという試みなんだよ。これから私たちが創ろうとしているのは
WWZではなくて、新しい社会システムそのものなんだよね」


「未だ見ぬ新しい世界だ。そのくらい景気がいいほうが楽しいじゃないか」



とこういうお話です。
ソシャゲと仮想通貨で如何に世界征服するのか、おわかりいただけたであろうか?

まあ計画はこうであっても、これから実際にやっていく中でそのまま上手くいくかどうかはまた別問題。
1巻はそのソシャゲ、WWZ(ワールドウォーゼロ)を作って公開したところで終わりましたがこの2巻はその後の反応が見れておもしろいです。
最初は新着ランキングのおかげで順調にプレイヤーは増えていくのだが、そのランキングから掲載されなくなるとガタガタガタッと落ち込んだり。
掲示板では、ゲームはおもしろいのに広告展開をまるでしない運営はクソだみたいなこと書かれていたり。
お金があまりない中で如何に広告宣伝していくか~みたいなそんな話に。

結果的にこの2巻でその部分についてはなんとかなっちゃうんですけどね。
サムライガールみたいな解決法で(笑)
3巻は実際にゼロコインの展開と他所からの妨害にどう対応していくかみたいな話になりそう。
今から楽しみです。


ところで、どこかの感想でチラ見したけど、下手なラブコメ要素が全くなくてスルスル読めるみたいなこと書かれてあって。
うん。凄く同意。
所謂、お風呂場覗いて、キャー、パチーン‼みたいなやつとか。いやいやいや、チョロくない?みたいなやつ。
こういうの読むとどうしても自分の中で突っ込みを入れてしまって、ストーリーを楽しむ上でノイズになることってあるんだよな。
そういうのが全くなくて、目的一直線だからね。イイよ。
そういえば大日本サムライガールもそうだったんだよね。全くないとは言わないが凄いあっさり。

ソシャゲあるあるみたいなのも結構あったりするので、そういうの好きな人も読んでみればいいじゃない。
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[ 2015/10/25 15:49 ] ライトノベル感想 | TB(0) | CM(0)
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